せんねん灸セルフケアサポーター・日本不妊カウンセリング学会会員
コンセプションとは、
「赤ちゃんを受胎する」
という意味です。
プレコンセプションケアとは、
「将来的に妊娠・出産を希望している男女向けに行われる、生殖機能関係に重点をおいた健康診断」
の事です。
子どもを持つことを計画している人も、今はまだ持つつもりのない人も、いつか生まれてくる赤ちゃんのために、妊娠前から健康づくりをしていきましょう。
肥満が健康に良くないのは知られていますが、痩せすぎも妊娠には望ましくありません。
身体をつくる「たんぱく質」、赤血球と結合する「鉄分」、骨や歯をつくり、イライラを抑える「カルシウム」、腸内環境を整える「食物繊維」、栄養素の代謝を助ける「ビタミンB群」そして、妊娠力を上げる「ビタミンD」。
これらをバランスよく摂りましょう。
睡眠が不足すると、成長ホルモンが分泌されません。
成長ホルモンは、睡眠後2時間程でピークになると言われていますが、午前0時を過ぎると、目覚めのホルモン「コルチゾール」が分泌され始めます。
コルチゾールが分泌されると、成長ホルモンの分泌が妨げられます。
少なくとも日付が変わる前に睡眠をとると良いでしょう。
栄養が不足していると、血がつくれません。
睡眠が不足していると、血が足らない状態に陥ります。
そして運動が不足していると、血が流れにくくになります。
この3つ(栄養・睡眠・運動)の不足が血流の悪化につながります。
まずは、食事、睡眠、運動を見直してみましょう。
身体が冷えると、大切な内臓を守るため、手足に流れる血液の量を抑えて、身体の中心に集められます。
子宮や卵巣は、生命維持の内臓に比べ、優先順位が低いため、身体の冷えはそのまま子宮や卵巣の血流低下を招きます。
また、自律神経の乱れると、血管が収縮したままで、血が全身を巡りづらくなります。
食事、睡眠、運動以外に、リラックスタイム(入浴やお灸)を意識的につくってみましょう。
まず大切なのは、今の自分の身体の状態を知ることです。
女性であれば、基礎体温や生理周期、生理痛や身体の冷えなどを把握しておきましょう。
男性であれば、健康診断などを利用して、男性不妊につながる生活習慣病のチェックをしておきましょう。
現状の健康状態をふまえて、食事、睡眠、運動のバランスをどうすれば良いか考えてみましょう。
当院では、ゆび健診倶楽部を行っています。提携医師によって栄養面のアドバイスを受けられます。
<プレコンセプションケア・チェックシート(女性用)>
□ 適正体重をキープしよう!
□ 禁煙する。受動喫煙を避ける。
□ アルコールを控える。
□ バランスの良い食事を心がける。
□ 葉酸を積極的に摂取しよう。
□ 150分/週運動しよう。こころも体も活発に。
□ ストレスをためこまない。
□ 感染症から自分を守る。
(風疹・B型/C型肝炎・性感染症など)
□ ワクチン接種をしよう。
(風疹・インフルエンザなど)
□ 危険ドラッグを使用しない。
□ 有害な薬品を避ける。
□ 生活習慣病をチェックしよう!
(血圧・糖尿病・検尿など)
□ がんのチェックをしよう!
(乳がん・子宮頸がんなど)
□ 持病と妊娠について知ろう。
(薬の内服についてなど)
□ 家族の病気を知っておこう。
□ 歯のケアをしよう。
□ かかりつけの婦人科医をつくろう。
□ 計画:将来の妊娠・出産をライフプランとして考えてみよう。
<プレコンセプションケア・チェックシート(男性用)>
□ 適正体重をキープしよう!
肥満は生活習慣病や心血管病の原因となります。また、肥満は男性不妊と関連することがあります。急なダイエットではなく、バランスの良い食事と適度な運動を日常生活に取り入れて、健康的なダイエットを心がけましょう。
□ たばこや危険ドラッグ、過度な飲酒はやめましょう
受動喫煙は低出産体重児の原因になることがあります。また、たばこや危険ドラッグ、過度の飲酒は男性不妊の原因になるため注意が必要です。
□ ストレスをためこまない。
□ 感染症から自分とパートナーを守る。
(風疹・B型/C型肝炎・性感染症など)
□ ワクチン接種をしよう。
(風疹・おたふくかぜ・インフルエンザなど)
□ 自分と家族の病気を知っておこう
生活習慣病や遺伝性疾患などは、生まれてくる赤ちゃんにも影響を与える場合があります。自分と家族の病気を知っておきましょう。
□ パートナーと一緒に健康管理をしましょう!
パートナーが将来の健康や妊娠のために食事管理していたら、一緒にバランスの良い食事をとって健康になりましょう。もし、パートナーに持病があれば、定期的な通院をすすめ、サポートしましょう。
女性が妊娠するために重要なことは、良い血液をつくり、温め、めぐりを良くすることです。
血液が作れないのは、主に栄養不足が原因です。
すなわち、良い血液は、3食バランスよく食事をすることが基本になります。
血液が足りないと言われる症状は、主に睡眠不足が原因です。
1日の睡眠時間は7~8時間とし、午前0時前には睡眠を取りましょう。
午前0時を過ぎると、目覚めのホルモン「コルチゾール」が分泌してきます。これは血糖値をあげる作用があり、血糖値が上がると「成長ホルモン」の分泌を妨げます。
成長ホルモンは、睡眠後2時間後に分泌されるから、何時に寝ても平気、ということが聞かれますが、「コルチゾール」の存在があるため、必ずしもそうではありません。
下記の事を注意してみましょう
血流が悪いのは、主に運動不足で起こる状態です。
血流の悪化は、
血がつくれない(栄養不足)→血が足りない(睡眠不足)→血が流れない(運動不足)の順番で起こります。
すなわち、血がつくれないと、必然的に血が足りなくなります。血を流そうと思っても、血が足りないため、血が流れなくなるのです。
解決法として、食事の見直し→睡眠の改善→適度な運動の順番で取り組んでいくのが良いでしょう。
血流を良くする適度な運動は、ウォーキングやストレッチ、日々の入浴習慣が重要です。
筋トレ等で筋肉量を増やすことは、代謝や体温をあげることに直結するため、こちらも重要です。
体温をあげるには、お灸にもあるため、血流改善効果が期待できます。
下記のものがあると便利です。
自律神経のバランスをとることも、健康維持には欠かせません。
学業や仕事、はたまた季節の変わり目など、ストレスなどで緊張状態が続くと、血の流れを滞らせ、体温を低下させます。
こういったストレスを緩和するには、ココロが落ち着くアロマを活用したり、入浴剤などを用いて入浴タイムを楽しむのも良いでしょう。
リラックスするためのアイテムを用意してみましょう。
〒239-0828 神奈川県横須賀市久比里1-23-2
TEL・FAX 046-897-0919
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