プレコンセプションケア

せんねん灸セルフケアサポーター・日本不妊カウンセリング学会会員

 

〒239-0828 神奈川県横須賀市久比里1-23-2

TEL・FAX 046-897-0919

e-mail info@yamamoto-sinkyu.com

コンセプションとは、

「赤ちゃんを受胎する」

 

という意味です。

 

プレコンセプションケアとは、

「将来的に妊娠・出産を希望している男女向けに行われる、生殖機能関係に重点をおいた健康診断」

の事です。

 

子どもを持つことを計画している人も、今はまだ持つつもりのない人も、いつか生まれてくる赤ちゃんのために、妊娠前から健康づくりをしていきましょう。

 


妊娠・出産の妨げになりやすい要因


痩せすぎ・栄養不足

肥満が健康に良くないのは知られていますが、痩せすぎも妊娠には望ましくありません。

 

身体をつくる「たんぱく質」、赤血球と結合する「鉄分」、骨や歯をつくり、イライラを抑える「カルシウム」、腸内環境を整える「食物繊維」、栄養素の代謝を助ける「ビタミンB群」そして、妊娠力を上げる「ビタミンD」。

 

これらをバランスよく摂りましょう。

睡眠不足

睡眠が不足すると、成長ホルモンが分泌されません。

 

成長ホルモンは、睡眠後2時間程でピークになると言われていますが、午前0時を過ぎると、目覚めのホルモン「コルチゾール」が分泌され始めます。

 

コルチゾールが分泌されると、成長ホルモンの分泌が妨げられます。

 

少なくとも日付が変わる前に睡眠をとると良いでしょう。

 

運動不足

栄養が不足していると、血がつくれません。

 

睡眠が不足していると、血が足らない状態に陥ります。

 

そして運動が不足していると、血が流れにくくになります。

 

この3つ(栄養・睡眠・運動)の不足が血流の悪化につながります。

 

まずは、食事、睡眠、運動を見直してみましょう。

冷え・低体温

身体が冷えると、大切な内臓を守るため、手足に流れる血液の量を抑えて、身体の中心に集められます。

 

子宮や卵巣は、生命維持の内臓に比べ、優先順位が低いため、身体の冷えはそのまま子宮や卵巣の血流低下を招きます。

 

 

また、自律神経の乱れると、血管が収縮したままで、血が全身を巡りづらくなります。

 

食事、睡眠、運動以外に、リラックスタイム(入浴やお灸)を意識的につくってみましょう。


 

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スムーズに妊娠するための健康づくり


自分の身体を知る

まず大切なのは、今の自分の身体の状態を知ることです。

 

女性であれば、基礎体温や生理周期、生理痛や身体の冷えなどを把握しておきましょう。

 

男性であれば、健康診断などを利用して、男性不妊につながる生活習慣病のチェックをしておきましょう。

 

現状の健康状態をふまえて、食事、睡眠、運動のバランスをどうすれば良いか考えてみましょう。

 

当院では、ゆび健診倶楽部を行っています。提携医師によって栄養面のアドバイスを受けられます。

<プレコンセプションケア・チェックシート(女性用)>

 

□ 適正体重をキープしよう!

□ 禁煙する。受動喫煙を避ける。

□ アルコールを控える。

□ バランスの良い食事を心がける。

□ 葉酸を積極的に摂取しよう。

□ 150分/週運動しよう。こころも体も活発に。

□ ストレスをためこまない。

□ 感染症から自分を守る。

 (風疹・B型/C型肝炎・性感染症など)

□ ワクチン接種をしよう。

 (風疹・インフルエンザなど)

□ 危険ドラッグを使用しない。

□ 有害な薬品を避ける。

□ 生活習慣病をチェックしよう!

 (血圧・糖尿病・検尿など)

□ がんのチェックをしよう!

 (乳がん・子宮頸がんなど)

□ 持病と妊娠について知ろう。

 (薬の内服についてなど)

□ 家族の病気を知っておこう。

□ 歯のケアをしよう。

□ かかりつけの婦人科医をつくろう。

□ 計画:将来の妊娠・出産をライフプランとして考えてみよう。

 

出典:国立成育医療研究センターホームページ

<プレコンセプションケア・チェックシート(男性用)>

 

□ 適正体重をキープしよう!

肥満は生活習慣病や心血管病の原因となります。また、肥満は男性不妊と関連することがあります。急なダイエットではなく、バランスの良い食事と適度な運動を日常生活に取り入れて、健康的なダイエットを心がけましょう。

 

□ たばこや危険ドラッグ、過度な飲酒はやめましょう

受動喫煙は低出産体重児の原因になることがあります。また、たばこや危険ドラッグ、過度の飲酒は男性不妊の原因になるため注意が必要です。

 

□ ストレスをためこまない。

□ 感染症から自分とパートナーを守る。

 (風疹・B型/C型肝炎・性感染症など)

□ ワクチン接種をしよう。

 (風疹・おたふくかぜ・インフルエンザなど)

□ 自分と家族の病気を知っておこう

生活習慣病や遺伝性疾患などは、生まれてくる赤ちゃんにも影響を与える場合があります。自分と家族の病気を知っておきましょう。

 

□ パートナーと一緒に健康管理をしましょう!

パートナーが将来の健康や妊娠のために食事管理していたら、一緒にバランスの良い食事をとって健康になりましょう。もし、パートナーに持病があれば、定期的な通院をすすめ、サポートしましょう。

 

出典:国立成育医療研究センターホームページ


 

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良い血液をつくる

女性が妊娠するために重要なことは、良い血液をつくり、温め、めぐりを良くすることです。

 

血液が作れないのは、主に栄養不足が原因です。

すなわち、良い血液は、3食バランスよく食事をすることが基本になります。

 

血液が足りないと言われる症状は、主に睡眠不足が原因です。

1日の睡眠時間は7~8時間とし、午前0時前には睡眠を取りましょう。

午前0時を過ぎると、目覚めのホルモン「コルチゾール」が分泌してきます。これは血糖値をあげる作用があり、血糖値が上がると「成長ホルモン」の分泌を妨げます。

成長ホルモンは、睡眠後2時間後に分泌されるから、何時に寝ても平気、ということが聞かれますが、「コルチゾール」の存在があるため、必ずしもそうではありません。

 

下記の事を注意してみましょう

  • たんぱく質
  • 鉄分
  • 葉酸
  • ビタミン
  • 睡眠

 

 

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血流を良くする

血流が悪いのは、主に運動不足で起こる状態です。

 

血流の悪化は、

 

血がつくれない(栄養不足)→血が足りない(睡眠不足)→血が流れない(運動不足)の順番で起こります。

 

すなわち、血がつくれないと、必然的に血が足りなくなります。血を流そうと思っても、血が足りないため、血が流れなくなるのです。

 

解決法として、食事の見直し→睡眠の改善→適度な運動の順番で取り組んでいくのが良いでしょう。

 

 

血流を良くする適度な運動は、ウォーキングやストレッチ、日々の入浴習慣が重要です。

筋トレ等で筋肉量を増やすことは、代謝や体温をあげることに直結するため、こちらも重要です。

体温をあげるには、お灸にもあるため、血流改善効果が期待できます。

 

下記のものがあると便利です。

  • 筋トレグッズ
  • 歩数計
  • お灸
  • 腹巻

 

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リラックスする

自律神経のバランスをとることも、健康維持には欠かせません。

 

学業や仕事、はたまた季節の変わり目など、ストレスなどで緊張状態が続くと、血の流れを滞らせ、体温を低下させます。

 

こういったストレスを緩和するには、ココロが落ち着くアロマを活用したり、入浴剤などを用いて入浴タイムを楽しむのも良いでしょう。

 

リラックスするためのアイテムを用意してみましょう。

 

  • アロマグッズ(アロマきゅうなど)
  • 入浴剤
  • ルームウエア
  • 温熱マスク
  • お気に入りの音楽

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